自己の探求
松本です.遅くなりましたが,自己の探求という1年生向けのイベントを行いました.これは,自分を知ることで人を知ることができる,人を知ることで,人と協調できるようになる,との考えのもとで実施された企画です.1年生同士の関係構築を主目的とします.人間力溢れる魅力的な人物になるためには,自己肯定感が何より重要です.自己肯定,すなわち,自分を認めるからこそ,人を認められるのです.傲慢であることと自己肯定とは違います.自分の良い点,悪い点を受け入れることで,自分の組織における役割を探求できるのです.そして,他人の良い点,悪い点を認められ,結果的に,「人はそれぞれ考え方が違う」ということを受け入れることができ,多様性に富む組織を実現できるのです.そんな第1歩となるイベントが自己の探求です.知的情報システム学科は,多様性を重視しています.学生の「自己」を尊重します.組織のやり方は押し付けません.建学の精神にのっとり,学生個々に徹底的に向き合い,心の声に耳を傾けます.個性を認め,それぞれの良さを際立たせる教育を実践していきます.「もし自分が学生だったらこんな大人に出会いたかった」を常に意識し,教育に向き合います.