学習カードゲーム「分数大好き」の優子先生から多くの学びを頂きました
お初にお目にかかります。情報学部知的情報システム学科3年次の三村(みむら)と申します。以後、お見知り置きを。
知的情報システム学科の松本研究室及び山岸研究室は、分数大好き様との共同研究を進めています。分数大好き様は、五日市の誇りです。こういった地域の方々を応援することこそが大学の使命であると考えています。この度は、6月21日に開催された松本研究室の定例ゼミ会におきまして、株式会社分数大好き 代表取締役 畠山優子先生、通称優子先生をお招きして、学習カードゲーム「分数大好き」のプレゼンテーションを行って頂きました。
「分数大好き」とは、株式会社分数大好きより発売されている、分数の通分・約分を扱った学習カードゲームです。簡単に説明すると、「複数人で順番に、山札に出ているカードの分数と同じ約分になる分数のカード、または同じ色のカードを手札から捨てていき、手札をいち早く出し尽くしたものを勝者とする」という内容のゲームです。
実際にプレイしている様子が動画として、遊び方とともに株式会社分数大好きのサイトに掲載されておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
「分数大好き」は紙のカードを使用したカードゲームであり、いわゆるアナログの商品です。しかし、この商品を日本全国、ゆくゆくは世界に発信するべく、デジタル商品として開発するという計画が持ち上がりました。
優子先生は、何事にもポジティブに挑戦し続けています。今回の交流会は、分数大好きを詳しく知るだけではなく、優子先生の情熱や想いの強さを感じされたことも、私たちにとっては大きな意味があるものでした。優子先生は、分数大好きによって世界平和を達成したいという想いをもたれています。私たちはその想いに強く共感しました。その想いの強さに多くの人が共感しています。その証拠に、優子先生は数々のビジネスコンテストで優勝されています。しかし、良いことばかりではなかったとのこと。悪いことも沢山あった、踏切に飛び込みそうになったこともあったとのこと。しかし、くじけそうなことがあっても、ポジティブに考えて常に行動してきたそうです。「分数大好き」という名前も、嫌なことがあってもポジティブに考えよう、という気持ちの表れだそうです。言葉が運命を変える、という格言があります。まさにその格言を体現されている人物こそ優子先生だと確信しました。嫌なことがあっても、「ついてる、ついてる」と言うことが大切、と斎藤一人さんはおっしゃっています。まさに同じだと思いました。このような優子先生の生き様は、私たちに大きな希望と勇気を与えてくれました。何事にも恐れずに行動する畠山先生の姿に感銘を受けました。自分で勉強し特許を書き、自分で勉強し会社を立ち上げる。そして、様々な資格を取得する。また、今回は共同研究を通じて、研究業績を出していこうと考えられています。将来的には、博士号の取得までを考えられています。私たちは、優子先生を見習って、少しでも多くチャレンジし、そして、世の中に貢献できるエンジニアにならなければならないと胸に刻みました。
複数回の意見交換会を挟んだのち、実用化に向けての取り組みを始める予定とのことです。
今回のセミナーは、優子先生のサイトでも取り上げて頂きました。