AI活用セミナーに参加しました
こんにちは。松本研究室4年の村上です。
6月14日にNTTドコモAI活用セミナー&ミートアップ@広島に参加しました。
様々な会社が持つAIに関する技術が紹介され、実物を見たり、実際に作ったりしながら学んでいくセミナーでした。
だるまジャパン合同会社様が紹介していらしたプロジェクションマッピング技術を応用した会話型お酒注ぎシステムです。
酔っぱらったおじさんをイメージしたプロジェクションマッピングが表示されており、注ぐお酒の紹介を本当に目の前におじさんがいるように紹介してくれます。
ドコモのAIエージェント基盤の紹介の中でSEBASTIENというAIエージェントシステムが紹介されていました。
SEBASTIENの特徴的なところは、「メインエージェント」と「エキスパートエージェント」の2種類のエージェントを利用するところです。
一般的なAI(しゃべってコンシェルやOHaNASなど)は1つのAIに様々な機能を追加していくというシステムです。
SEBASTIENの考え方は1人の「メインエージェント」から各々が個別の能力に特化したたくさんの専門家「エキスパートエージェント」に繋ぐというものです。
たとえるなら1人の執事に料理を作ってとお願いすれば執事が料理人に繋ぐ、
執事に掃除をしてとお願いすれば執事が清掃スタッフに繋ぐ、
といった感じです。
下の写真は実際にSEBASTIENを使っている様子です。
右に実際に話した内容が表示されていますのでそれについて説明します。
まずは「探偵をよんで」とメインエージェントに話し、探偵機能を持つエキスパートエージェント、探偵太郎に繋ぎます。
探偵太郎は「キリスト教について調べて」という私の質問に対してWikipediaから調べた内容を教えてくれています。
SEBASTIENは一般公開されており開発が可能です。
【セバスチャン 開発支援アプリ】
Google Playで「セバスチャン 開発支援アプリ」で検索
【RaspberryPie3】
http://download.sebastien.ai/
【Web】
http://simulator.sebastien.ai/
(上の写真はWeb版です)
AIについて最新の情報を知ることができる、よいセミナーだったと思いました。